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第二章 二人の司令官!?!?

『ガーッ』

「レスター、周囲の状況は?」

「これといって問題は無いな。」

「そうか。しかし、まいったな〜。こんなとこで、立ち往生とは・・・。」

「ああ、それにルフト宰相とも通信が繋がらない。」

『ミント、何か見つからないか?

「ええ、周囲に漂流物は見つかり・・・待ってください」

『ピピピ・・・ピ・ピピ・・・』

「反応がありましたわ。どうしましょう。」

『とりあえず、エルシオールまで曳航してきてくれないか?』

「無理ですわ。エルシオールの数倍の大きさですもの・・・それに・・・」

『それに?』

「それに、エルシオールそっくりですの。」

『ピピピ』

「3時方向の謎の艦より通信が入りました・・・。」

「繋いでくれ。」

『こちら、エレルガント。艦長のタカトだ。タカト・フレズメント上将だ。エルシオール、応答せよ。』

「こちら、エルシオール。何故、こちらの艦名を知っている?

『なに?では、そちらはこちらを知らないのか?

「ああ、知らない。君たちはどこから来たんだ?」

『$#ёЩбからだ。』

「おいおい、ちょっと待て。どこなんだ、そこは。」

『どこ・・・だと?おい、今EDEN歴何年だ?

「EDENだと?EDENはもう時空震(クロノクエイク)で崩壊したはずだ・・・。それに、いまは、皇国歴〇〇〇〇だ。」

『崩壊しただと・・・では通信が通じなかったのはそのためか!?!?

『ファンファンファンファン』

「マイヤーズ司令、未確認物体が高速で飛来してきます。」

「なに、モニターに出せ。」

『ピッ。』

「こ、これはヘルハウンズの・・・。」タクトは最後までいうことが出来なかった。

『ああ、会いたかったよ マ〜イハニ〜〜〜。』軽快なそして、人を小ばかにしたようなマッタリした声が時空晶(クロノクリスタル)から聞こえてきた。

「いや〜〜〜、そこはかとなく嫌〜〜〜〜〜〜〜。」

『ああ、マイハニー。嫌がる君も素敵だよ。』

『奈落のそこからよみがえったぜ、お前と戦う為になあ。俺の終生のライバル蘭花・フランボワーズよ!!』そして、筋肉バカの・・・。

「案外しぶといわね、でもそれも今日で終わりよ!!

『ふん、何が悲しくてこんな下賎な奴等と話さねばいけないのか・・・。理解に苦しむ。』

さらに、自称貴族の・・・

「あら、それは・・・巷で言うこちらのセリフというものですわ。そっくりお返しいたします。」

『いや、待て、話を・・・』さらに×2、無口で裂傷の跡が体中に走る男・・・。

「勘違いだかワルサーP2000だろうがサイレンサーだろうが関係ない。」

『あわわ、レッド・アイの兄貴、なんか怒ってるよお。』

そして、パソオタ・・・。

「・・別に・・怒ってなど・・・・・いるかもしれません・・・。」

「ヴァニラ先輩!?!?!?!?」

『へっ、先輩とかいって良い子ぶりやがって。』そして、新たな・・・

『ビビクッ』エルシオール側の人間全てが驚く

『な、なんだあ?』

「ヘルハウンズは五人では・・・?」

『こちら、タカト。彼らは君たちの敵ではない。いや、君たちが私の敵でないのなら味方だ。彼らはクロノスペースの破壊者クロノサイクロン(時空嵐)に飲み込まれかけていたので助けた次第さ。』

『ふ、そうだよマイハニー。』

「え〜ん、いちいちマイハニーって言わないでよ!!

『今度は、お前達の味方と言う事だ〜、我が永遠の好敵手蘭花・フランボワーズよ〜。』

「だから、あんたなんかアウト・オブ眼中なんだってば〜。」

『全くの不本意だがな。』

「あら、なんでしたら今からでもやります?私はかまいませんわ。エオニア戦役では大変お世話になったのでお返しをしなくては。」

『助けられた・・・借りは返す。』

『へっへ〜ん、おいら達は良い子チャン検定1級だも〜ン。』

「・・・憎まれっ子・・・世にはばかる・・・。」

「・・・・先輩・・・。」

「おやおや、律儀だね〜。それよりも・・・おいっ、新顔ぉ!!あんたはいったい・・・。」

『おれは、ああ、クロノサイクロン(時空嵐)の副作用で出来たこの5人の集大成だ。それと、憎まれっ子とはよくも言ったもんだな。そっちこそ、そののほほん司令官にしか扱えねえクセによ。おまえ、レスターとか言ったな。お前には、扱えんだろ?』

「あら、タクトさんはそんな、お茶のようなお人ではありませんは。それにあなたがた・・・あらお一人は違いましたわね、私達に敗れているではありませんか。それに、副指令は【扱えない】のではなく【扱う資格が無い】のまちがいですわ。」

「そうです〜。タクトさんはお茶なんかじゃありませ〜ん。」

『俺そんなに、のほほんとしてる?』

「アッハッハッハッハ〜、司令官ドノ〜いつもの事じゃないか〜w」

『エマージェンシーコール エマージェンシーコール エマージェンシーコール』

「新たな艦影を確認」

「照合急げ。」

「でました・・・これは・・・ほとんどが今までのデータにあるものですが一部に見た事のない戦闘機の編隊が見られます。」

「仕方がない、ムーン&スターエンジェル隊出撃だ!!

『こちらも、たのむよヘルハウンズ・・・いや改名しようダークフォックスでいこう。

暗黒の狐隊出撃!!

『ふ、なかなかのネーミングセンスだな。』

『うおおおおおお、燃える名前だぜ〜〜〜〜。』

『ふん、どうせ名前をつけるならもっと、高貴で輝くようなものをつければいいものを。』

『暗黒・・・』

『うわ〜〜〜、なんかかっちょいい〜〜〜。』

『ケッ馴れ合いはゴメンだぜ。』

『エルシオールの艦長、名は?』

「タクト・マイヤーズ。階級は元帥。軍のインペラートル(最高司令長官)をしている。」

『そうか、ダークフォックスズの指揮権をそちらに委託するが・・・よろしいか。』

「ああ、わかった。」

「お、おいタクトっ。」

「なんとかなる。というわけだから、月と星の天使隊も暗黒の狐隊もがんばってくれ。」

『了解』

「今日は絶好調みたいです。タクトさん、バ〜ンっと撃っちゃいましょう!!

「ヴォルテ〜ジッ最ッ高潮ッ!!クロスクロー、スタンバイ!!

「今日は、フライヤーの感度が最高ですわ。タクトさん、ご命令を。」

「司令官殿〜、早く全弾ぶっ放したくてうずうずしてるんだ。」

「暗黒を切り裂く光の刃・・・。」

「邪悪をけちらせ、光の矢・・・。」

「ミルフィーユオッショーサンの言うとおりです〜、私も絶好調です〜。時の奔流、いけそうですよ〜。司令官さ〜ん♪」

「こら、シーラ!あんた、まったりしてんじゃないわよ。」

「へ〜ん、ネクタルが怒った〜。」

「シャルロット、スタンバイ完了。いつでもやれ(堕とせ)ます。」

「同じく、桜華スタンバりました〜。今日はなんだか熱血です。血が燃え滾ってます。」

「はやく、かたずけないとティータイムに間に合いません。」

「こらこら、まずは目の前の敵を掃除しようよ。」

『ヒュルルルルル   ドッゴ〜ン

「くっ、ほらしゃべってる間に敵さんが撃ってきたよ。(この敵は礼儀がなってないな。仮面〇イダーとか、戦〇ヒーローシリーズでは変身中やお取り込み中は攻撃しないのが礼儀なのに。)皆しっかり頼む。それとエレルガント聞こえるか?スターエンジェル隊をそちらの指揮下に編入する。それとそちらの武装を教えてくれ。よろしく頼む。」

『ああまかされたよ。武装は、高収束レーザー砲4門 クロノブラストライフル両舷一丁ずつ それに、ホーミングミサイル リーサルウェポン(最終兵器)が

【クロノストリングカノン1基】まあ、クロノブレイクキャノンの第二次後継型だ。

EN充填時間が大幅に少なくなっている。もともと、対UO専用だったから。それに、』

「よしわかった。じゃ、いっちょお派手に行こうか。」

『オオ〜』

「よし、目標は敵旗艦だ。頼むぞ。」タクトが、声高々に宣言する。

『了解』エルシオールの天翔ける天達が声を揃えた。

「敵を発見しました、今から向かいますね。」

「敵、発見一気に行くわよ〜。」

「敵を発見しました今から向かいますわ。」

「飛んで火にいる夏の虫とはこのことだね〜。」

「・・・量より・・・質・・・。」

「遠方の敵はまかせてください。必ず打ち落とします。」

ダークフォクッスズ一同『初の司令官でどこまでやれるものか・・・。』

「負っけないよ〜だ。司令官代理もがんばってくださいね〜。」

「あんたの実力見させてもらうわ。」

「桜華、いっきマ〜ス。」

「また・・・男なんですの・・・。」

「・・・行きます・・・。」

???:『エルシオール・・・フフフ、フッフッフッフッフッフ。タクト・マイヤーズ、待っていたぞ。』

「その声は・・・・・エオニア!」

「その通り、お前と再度指しあうために奈落から蘇ってきたのだ。」

ノア「そんな・・・エオニアの生命反応は確かに消えたはず・・・。」長距離時空間通話により、白き月からならばエルシオールがどこにいようと通信可能!

「たしかに、一度私の肉体は滅びた。そして、そこにいるヘルハウンズ・・・おっと、今は裏切り者の狐風情だったか。そいつらは逃げたしたのだ。我らが神にして、偉大なる探究者Dr・リナレスの元から・・・。愚かな奴らよ。逃げられると思っていたのか。」

「あ、みんなかまわないからやっちゃって。」

「でも、タクトさん・・・。」

「だいじょうぶ、ノアも言ってたろ。エオニアは死んだ。おおかた、その偉大なるマッドサイエンティストのリナレス・・・だったか、そいつがエオニアの声と姿を借りてしゃべっているんだ。一度死んだものを生き返らせることは出来ない。だから、生き残った俺達は必死で生きていかなければ行けない。死者を冒涜する行為・・・それは、高くつくよ、ドクターリナレス。」

「ふ、やはり救国の士というだけはあるな、タクト・マイヤーズ。だが、半分はずれだ。声と姿を借りているが生きているそ。この、лЭЙЛをつかえば死者を生き返らせることぐらい造作もない。細胞がほんの一つでも生きていればいいのだ。それに、気づかんか。その狐どもが何故普通にしゃべっていたかを、そして、こやつらも先のエオニア戦役で死んだはずじゃろ?それにしても計算外じゃったのは、ヘルハウンズたちは自我を持ちおってのお。治療をほどこす途端に逃げ出したんじゃ。そこで、クロノブラスト(時空斬)を放ったところ、過去からエレルガントが転移してきてしまったのだ。」

「そのくらいすでに了解済みさ。」

「タカト!?!?」

「俺も、お前もEDEN人だからな。」

「ほ〜う、お前もだったのか。」

「異時空保護法第一章非干渉法によりお前を裁く!覚悟しろ!!」激昂し、怒りの形相のタカト。

「おいおい、冷静になれよ。司令官がそれじゃあだめだろ?」

まったく、正反対の柔和な表情で、静めるタクト。

「ああ、そうだな・・すまないタクト。よし、全機我々の艦を援護しつつ前方を突破してくれ。奴に俺達の力を見せてやるんだ。」

『了解!』

「いっきますよ〜。ハイッパーブラスター!!

ブーーーーーーーンピッシャーーーーーー

ズガガガガガガガガ―ン 

『ナイスだ、ミルフィー。』

「はい、ありがとうございます、タクトさん。」いささか、上気した声が返ってくる。

「動を静とし、騒を寂とす。これぞ、明鏡止水!!クロスクロー!!

ヒュ〜〜〜〜ン  ズガン ズガン ズガガガン

『そのまま、行ってくれ蘭花。』

「リョ〜カイッ!」軽快でどこか、猛禽類を思わせる鋭さだ。

「フライヤー全機スタンバイ完了。念波リンクフルコンタクト!おいきなさい、フライヤーサーカス!!

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンシュシュシュシュシュシュシュシュ

ピシュピシュピシュピシュピシュピシュピシュピシュズドンズドドドドドズドン

『良くやってくれた、ミント。』

「お礼にはおよびませんは、タクトさん☆」

「全弾発射準備完了ENフルチャージ、喰らってみるかい?ストライクバニッシャー!!

ダダダダダンズドンズドドドドドドドドドドズドンタンタンタンタタアンタタタタタタタタタタッタタタタッタタタタタン   ズッゴ〜ンズゴンバゴ〜ン

『フォルテ、サンキュー。』

「ああ、もういっちょ行くよ。」

「・・悪の闇に光の裁きを・・・タクトさん・・見ていてください・・テロスウィング・・・。」

ヒュン  キンッ

澄んだ金きり音と共に敵機が真っ二つに割れた。

『ありがとう、ヴァニラ。』

「・・いえ・・・タクトさんの指揮があってのことです・・・。」

「ぼく達もマイハニーたちに負けていられないな、ギネス。」

黒き狐たちの隊長が言う。

「ああ、そうだぜ。我が終生のライバル蘭花・フランボワーズに負けたままではおれん。」

『ちょ、だからあんた何勝手なことぬかしてるのよ。』

「成り上がりに負けられない。」

『あら、成り下がりに言われたくはありませんわね。』

『あ〜〜〜〜〜〜〜も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、頼むっ!仲良くしてくれっ!!』タクト、魂の叫び。

「ひょひょひょ、仲間割れのようじゃの。そこ行くと、わしらにそれはないのお、我がしもべたちよ。ひょ〜いひょいひょいひょいひょいひょい。」

『ヴっ』

「あんたねぇ、その耳障りな笑いやめなさいよおっ!」

「そうですわ、あまりにも下品ですわ。」

「ふ、ここは協力するしかなさそうだな。」この窮地にも平然と答えるカミュ。

「やるか。」とレッド・アイ

「むう、そちらも本気になったか。ならば先程のように温い攻撃では失礼じゃの・・・ひょ〜いひょいひょいひょい。」

迫りくる、Dr.リナレス。この、前代未聞の強敵にして、変態科学者を我らがエンジェル隊

と、スターエンジェル隊(+オマケで暗黒の狐隊)はどうやって打ち倒すのか!?!?

つづく・・・。

レイ&ミント

  の

あとがきコ〜ナ〜

やっと、おわりました第二章。

既に皆さんおわかりかと思いますがこの劇の主ヒロインはミントさんです。

ミルフィー、蘭花、フォルテ、ヴァニラ、ちとせファンの皆様には多大なご迷惑を・・・。

「そんなこと、思ってらっしゃらないくせに。」

びびくうぅっ

ミ、ミントさん!?!?

聞いていらッしゃたんですか。

「ええ、もちろん、一部始終をw」

か、勘弁してください〜。

「それより、やっとって、本当に時間がかかりましたわね。」

そりゃもう_______________________

「試験があったり、高校入学が〜、何ていいませんわよねぇ?」

     ・・すいませ〜ん。

こんどから、〆切は守ります、担当さ、ってこらぁ。

「ふふふ、相変わらずからかいがいのある御仁ですわねw」

ううう、え〜い気を取り直して次回作の予告(作者の都合で変わる場合があります。ご容赦ください。)

【第三章猛進Dr.リナレス!!

なぜか、トランスバール本星に一直線に突き進むドクター。

彼の野望の先にはいったい何が!?!?

え〜、とうとう、でてきました。エレルガント。艦長はサブ☆キャラットをご参照ください。

艦長兼提督:タカト・フレズメント 

副長兼艦隊副指令兼艦隊参謀主席:カイル・セグネス

医療班:シェーラ (ケーラの祖先らしい・・・。(えっ!?

詳細 全長8000mの超大型戦艦。居住性が高く対ショック防御は他者の追随を許さないほどの堅固さである。薄い防護フィールドが這ってあり(おそらく液体だと思われる)、それがビームを曲げ、ミサイルの威力を殺す。

又独自の生産プラントを持ち、随時改良及び兵器の生産が可能である。

HP:1000000

EN:100000

最高速度:E+

旋回性能:D

加速性能:C

燃料消費:S

射程距離:S

装備威力:SS

装甲耐久律:C(随時アップ)

回避能力:F+

武装:ツインレーザー4門、対空バルカンファランクス×10、ホーミングミサイル発射口×4、光子ミサイル発射口×6、副砲4門、主砲1門、 クロノブラスター両舷一丁ずつ、クロノブラストカノン×1(クロノブレイクキャノンの次世代後継型を改良。前者に比べ連射力、威力、燃費が格段にアップ。)