迷宮の樹

このリプレイは、アリアンロッド付録のサンプルシナリオ『迷宮の樹』の物です。
よって、ネタバレになる部分が多分を占めることになりますのでご了承下さい。
なお、これから先にこのシナリオをプレイヤーとしてプレイするつもりがお有りでしたら読まぬ方が無難です。


自己紹介〜オープニング / ミドル(前半) / ミドル(中盤) / ミドル(後半) / クライマックス / エンディング



エンドフェイズ
シーン1



G M 疲れて帰ってきた君達を、フィリスと、ラインの神官長であるランディアが、出迎えた。
エレア 「た、ただいま〜」(ふらふら
ホリィ 「しっかり、片付けましたわよ〜」手を振って応えます
G M フィリス「すごいすごいですよ! さすがですよ! もー皆さんがいなかったら、この街はどうなったことか・・・」
ユ ナ 「これで、依頼は果たしましたよ。」ボロボロだが。
リンドルム 「えー、首謀者はフォモールのメイジでした・・・ええと、そう。王の敵だとか」
G M そして、フィリスは、お礼の言葉と共に、500Gの入った袋を差し出す。
ホリィ 「(ちゃらちゃらと確認)確かに、500G。受け取りましたわ……」
ケイク 「依頼は成功、、樹も枯れ街も守られ一件落着………では無いか…(苦笑」
ホリィ 受け取ります。有無を言わさず。
G M ランディア「疲れているところ申し訳ありませんが、少しお話をうかがえますか?」
エレア 「はいはい、なんなりと〜」
ユ ナ 「構わないが……」
G M ランディア「では、あったことの全てを」
リンドルム 「あ、そうだ・・・刀は?」>ケイク
ケイク 「黒いまんまだよ……(苦笑」>リンド
リンドルム 「黒い剣で、メイズツリーって言う魔物を巨大化させて、この街をつぶす気だったらしいんだ」
リンドルム 「で、黒い剣は・・・・」ケイクを見る。
G M ランディア「そうですか・・・・その黒い剣は、カーディアックでしょう。フォモールの王を復活させる鍵といわれているアイテムです」
リンドルム 「・・・・カーディアック?」
G M そこまで言ってから、ランディアは、フィリスを一瞥する。
ユ ナ 「ファモールの王……妖魔の王か。」
ケイク 「その剣抜いたら俺の刀が黒くなったんだけど………やっぱ、関係あるのか?」
ホリィ 「……王を、復活……。あの力を見れば、その話も信じられますわね……」
G M フィリスは、その視線をうけると、君達に再度礼を言ってから、その場をたちさります
リンドルム 「え?あの・・・・・」
ユ ナ 「フィリスさん、また後で。」
G M ランディア「・・・・フォモールの王は、この街に封印されています」
リンドルム 「死んだんじゃ、なかったんですか?」
エレア 「そうか、だからあいつはこの町を占拠して、王を復活させようとしたのね・・・」
G M ランディア「心臓を抜き取った状態を死んだと仮定するならば死んでいます」
ホリィ 「…………この街を襲ったのも、究極的にはそれが目的……?」
G M ランディア「ですが、その状態でさえ、その王は、周囲に悪意を振りまきつづけたのです。
ユ ナ …
ホリィ 「具体的な、効果の程は?」
ホリィ 「……まぁ、回答を得ても無意味ですわね」
ケイク 「蘇生できるから、封印していて……連中は復活させる為に此処に攻め込もうと…?」
G M ランディア「今は、神殿の最深部で、厳重に封印されています。」
G M ランディア「もう少しで、彼らに攻め込ませてしまう所でした。私からも重ねて礼をいわせてください」
ユ ナ 「曲がりなりにも妖魔の王だ……人の手で滅するのは無理と言うことか。」
エレア 「いやぁ、お礼はマジックアイテムでいいですよぅ」(マテ
ユ ナ 「礼はいいが、このカーディアックはどうすればいい?」
エレア 「そうそう、ケイクの剣が真っ黒のままだけど・・・」
G M ランディア「カーディアックとは、鍵であり、王の心臓そのものであり、強力な呪いそのものです」
リンドルム 「そうですね・・・むやみに使えないとかなると大変ですし・・・」
ユ ナ 「できることなら呪いを解くか、封印する必要があると思うんだが。」
リンドルム 「心臓!?」
ケイク 「おいおい、そんなもん持ってたら不味いんじゃないのか、俺?(苦笑」
ユ ナ 「…やはりな……そうなると呪いを解くよりは封印か」
G M ランディア「残念ながら、貴方のいわれる通りです。これからは、貴方が狙われる事になるでしょう」
エレア 「まずいだろうね。ファモールが狙ってくるんじゃない?」>ケイク
G M ランディア「そして、その剣の呪いとは、・・・」
G M ランディア「装備から外せなくなる事だけと聞いています」
ホリィ 「何を言っておりますの? お金を儲けるチャンスが、向こうから転がり込んでくると言うことですのよ?」
リンドルム ・・・あのー・・・・・・
ユ ナ 「封印もできないということか……」
ケイク 「……だけど、呪いって事は解呪する事も可能って事なんだろ?だったら、とっとと解呪すれば良いだけだし。」
ユ ナ 「いや、封印はできるか……持ち主と共に……」ケイクを見てみる
G M ランディア「解呪できるなら、それが一番いい
リンドルム サムライは、階位が上がるたび、自分の実力に見合った刀に取り替えていくと聞きますが・・・・
ケイク 「お金の為に人の命を危険にさらすのかお前は……」>ホリィ
ユ ナ 「ホリィ、相手が勝手にやって来るんだ、依頼じゃないんだ。」
リンドルム 今の状態で、それは可能なのでしょうか?
エレア 4レベじゃないと菊一文字は装備不可能
G M 「ただ、この街で解ける物はいないでしょう。私も含めて」
ケイク どうせ、Lv4上げれないし…<刀
G M その時のマスターに聞いてください(笑)
リンドルム いや、キャラクターレベルが4になった時点で、スピリットオブサムライを2レベルにすればよいです。
リンドルム まぁ、それまでに事態が解決すれば・・・・
ユ ナ 「呪いを解ける奴を探すしかないということか。」
G M ランディア「はい」
エレア 「なにか手がかりは無いですか?」>ランディア
G M ランディア「ウィンディーネの神殿であればあるいは・・・」
G M ランディア「ただ、今はまず体を休めてください。ながながと引き止めてもうしわけなかったです」
エレア 「ウンディーネの神殿か・・・・クラン=ベルの近くね」
ホリィ 「なるほど、あの規模ならば……」
ユ ナ 「ウンディーネの神殿か……そうだな…あそこならできるかもしれないな。」
G M 一応の事件は終わった。だが、気がかりな事は残る。
G M だが、それらは、また次の冒険で語られることになるだろう

アリアンロッド第一話「迷宮の樹」

END